家は必要なときに建てるもの

家を建てるのは一生に1度のこと。たった1度きりだから後悔はしたくないと慎重になるのは当たり前。だけど慎重になりすぎていつまでも家を建てなかったばかりに子供達が悲しい思いをすることも考えなくてはいけません。

私は子供の頃とても小さな家に住んでいました。父と母、兄弟は3人居ます。5人家族が小さな借家暮らしで私と妹は4畳半を半分に分けて使い、弟は自分の部屋を持てずいつも6畳の和室で勉強をしたりゲームをしたり・・・。

その部屋は食事をするときにも使いましたし母と父と弟が寝る部屋としても使っていました。今思い出すとよくあんな小さな家で生活が成り立っていたものだと感心してしまいます。それぐらい小さな家に家族5人がなんとか生活していたのです。

私が自立して妹も東京で働き出してからやっと家を買うことになったのですが私は喜べませんでした。必要なときに十分な家がなくて必要じゃないときに家を買うのは今でも納得できません。